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2007 年
9 月
14 日 現場から考える |
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9月10日、「都立北療育センター」(北区)の城南分園(大田区東雪谷)を訪ねました。昭和44年、肢体不自由児通園施設と心身障害児・者の外来診療所として開設。その後、平成6年、在宅の重症心身障害児(者)の通所事業も開設されました。 通園事業は、初年度児(2歳児)、年少・年中・年長(3歳〜5歳児)と年齢別保育が行われ、5歳児クラスの絵本の読み聞かせを見学させていただいた。 通所は、18歳以上が対象で、この分園の卒園生も通っているとのこと。全員が全介助ということで、1対1のケアが行われています。 通園には2台の送迎バスがありますが、片道最長1時間30分の通園時間というお子さんもおられるとか、体力やトイレの問題など子どもたちの負担が案じられます。また、通園が原則、保育も年中までは親子一緒、年長になると分離保育ですが、親は別室で待たなくてはなりません。親ごさんの負担は大変なものです。園では週1回完全母子分離の日を設け、順番で10時から午後3時まで子どもを園において外出することができるということですが、リフレッシュタイムというよりは、さまざまな用事をこなす時間に使われることが多いように聞きました。もっと社会で支えていく仕組みが必要です。 理学療法室では、遊具などを使って幼い子供たちがお母さんとともに機能訓練を行っていました。その他、心理発達・言語指導、摂食指導等も行われ、城南地域における心身障がい児の地域療育の拠点として重要な役割を担っています。 08年度、この城南分園に指定管理者制度が導入され、施設の運営、管理の実施主体が変わり、現行の事業内容が保障されるのか、保護者から不安の声が寄せられています。専門性を問われる対人の事業として、指定管理者の導入が適切なものかどうか、都はしっかり検証し、保護者や現場を支えている人々との十分な話し合いのもと慎重に取り組んでいかなければならない問題です。 | ||
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