「すいとんをつくって食べて戦争体験を聞く会」 山口文江 都議会議員
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2004 年 8 月 30 日     カテゴリ:活動報告
「すいとんをつくって食べて戦争体験を聞く会」

27日、戦争体験から平和を考える、として都政フォーラム「すいとんをつくって食べて戦争体験を聞く会」を開き、敗戦当時、小学校1年生と6年生だったというお二人の女性を語り部に迎えてお話を伺いました。お二人とも日本軍関係の仕事をしていたお父さんと共に満州に渡り、敗戦後過酷な引き上げを体験されています。

1930年代、日本は、国力増強のため満州をも支配下にしようと進出を開始しました。国策として、広大な土地に期待をもたせるPRをし、国民をも送り込んでいったようです。(先日、テレビでもそうした広報に、不況下の日本を離れ、開拓団として夢をもって海を渡り、極寒の地で想像をはるかに超える開拓労働に明け暮れた人々のドキュメントが放映されていました。)お二人は開拓団ではありませんので、戦争中は比較的恵まれた生活を送っておられたようですが、時には卑下された中国人の様子や、決まりごとを知らずに日本軍の行進中、道を渡った中国人が首を切り落とされるという光景など、切々と語ってくださいました。そして、敗戦が社会の状況を一変させ、日本人は憎悪の対象となりました。隆盛を誇っていた関東軍の姿はすでになく、残された一般の人々は何の守りのない中で、命からがら逃げ延び帰国されたそうです。赤ん坊の泣き声が逃亡の邪魔と口をふさいだり、病弱者が置き去りにされるなど女性や高齢者、子どもなど弱いものが、痛めつけられる戦争の姿が浮き彫りにされました。実体験だけに、当時の恐怖や悲しみがひしひしと伝わり、「平和」の意味を深く考えさせられました。

この前日、東京都教育委員会では、来春開校される都立中高一貫校(台東区)の教科書選定があり、問題の扶桑社の歴史教科書が採択されてしまいました。歴史から学ぶためには、そこに真実が語られるべきであり、自国に都合のよい記述教科書選定に、多くの抗議が届いています。都議会・生活者ネットワークとしても、教育長あてに撤回を求め抗議しました。



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