2006 年
8 月
11 日
カテゴリ:活動報告
待望の夏休み
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梅雨明け10日は天候に恵まれ、海や山を楽しむには絶好のシーズンと聞いていたが、最近は異常気象のためかその言葉も死語になりつつある。
遅い梅雨明けの1週間後、尾瀬を訪ねた。まさに「梅雨明け10日」の言葉通り、3日間晴天に恵まれ、某山の宣伝文句「風と踊り、鳥と歌い、樹々と憩う」の気分を満喫した。
尾瀬ヶ原を引き立てる至仏山(2228M)は、植生の乏しい燧ケ岳に比べ「花の山」として堪能することができる。一般受けするのは、湿原の水芭蕉やニッコウキスゲだが、花に関しては、質量ともに高山植物の宝庫である。登山者に踏みつけられ登山道が破壊され、山ノ鼻からのルートが8年ほど立ち入り禁止になっていたが、10年前から残雪期を除き再び通れるようになった。
今回は、この山に挑戦。森林限界が1700メートル。頂上が近づくと蛇紋岩が目に付く。この露岩は、この山の特徴で、とても滑りやすく特に下山には緊張感が伴う。
この岩から少しずつ溶け出すマグネシウムイオンが植物の生理機能を狂わせ森林が育たないというが、その代わりこの土壌だけに育つ特別な植物が楽しめる。
有名なのがオゼソウだ。華やかな花を期待したが、15センチほどの花茎に黄色というより黄緑に近い小さな小さな花を穂状につけた目立たない地味な花だった。この山で発見され、オゼソウと名づけられたという。
ホソバヒナウスユキソウも蛇紋岩大好きの花のひとつ。細長い葉が白い綿毛に覆われた花で、エーデルワイスに似た花として親しまれているが、この花もどちらかというと地味な花だ。
この他に、シブツアサツキという紫の花や、タテヤマリンドウ、ハクサンコザクラ、ハクサンチドリ、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、ナツノタムラソウ、ウラジロヨウラク、など等、とても覚えきれない。いずれも至仏山の大切な宝物としていつまでも守りたい仲間たちだ。
ちなみに、蛇紋岩と苦戦してその日から筋肉痛。階段の昇り降りがつらいけれど、即痛みが出たということは、まだ若いのかな?とひとりご満悦。
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