住まい方、生活を考える パート1 山口文江 都議会議員
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2006 年 8 月 24 日     カテゴリ:活動報告
住まい方、生活を考える パート1

8月16日、社会福祉法人「悠遊」が運営する、デイサービスと認知症高齢者グループホーム(2ユニット)の見学実習をお願いしました。

デイサービスは、30数人参加の「いずみ」と民家を借りた少人数の「いずみのほとり」の2箇所が運営されている。

「いずみ」では、全員が揃うと昼食までの時間、みんなで歌を歌ったり、簡単な体操をしますが、参加は本人の気持ちしだいです。大勢の輪に加わらず別テーブルで過ごされている人もいます。午後のプログラムも陶芸、将棋、カラオケ、何もしないでのんびりなど、本人が何をしたいのか選択します。一人ひとりの気持ちと居心地の良さを大切にしていることが感じられました。

「いずみのほとり」は、縁側のある懐かしい日本家屋で、本当に近所に遊びに来ました、という感じです。この日はおしゃべりを交え納涼大会に使う団扇づくり。思い思いに絵筆を使い、感想を言い合ったりして楽しみ、3時のお茶は利用者さんが入れてくださいました。のんびり、ゆったり家庭的なデイサービスです。

グループホームは、壁紙やカーテン、キッチンなど、色彩を統一しできる限り一般住宅の感覚を大切にしたインテリアです。夕食の支度にいそしむ人や、洗濯物をたたんでいる人、散歩に出かける人、それぞれが思い思いで暮らしてしているようですが、中には、まだ、自分の住まいとして受け入れられず、家のことが気になるので早く帰りたい、とか、好きなようにして良いといわれてもよその家では勝手なこともできない、と、私に訴える人もいました。そして、誰にも言わないでね、と念を押されるのでした。
たしかに、数十人が暮らす特養よりアットホームなあたたかい雰囲気ですが、自分自身が「終の棲家」として選択できるのか、考えてしまいました。

介護が必要になったとき、尊厳を保ち、より自分らしい生き方のできる生活の場をどこに求めるのか。これが一番とか、これが絶対はないということですね。

いろいろな選択ができるように、こんなのがあったら良いな、と思った人が地域で実践して、多様な受け皿が広がるようにしたいものです。



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