五輪候補地は財政力と知名度で??? 山口文江 都議会議員
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2006 年 8 月 31 日     カテゴリ:活動報告
五輪候補地は財政力と知名度で???

33対22、日本オリンピック委員会(JOC)選定委員会(55人)は、2016年オリンピック国内候補地に東京を選択した。

東京都は、今年度すでにオリンピック基金1000億円を積み立てている。今後3年間でさらに3000億円積み立てるという。財政力と知名度が選定判断の大きな鍵になったようだ。しかし、内外に東京の持つ力を誇示し財力を示すことで有利に進めていくことが、「国威発揚型」オリンピックである。ヒットラーのオリンピックの再来といわれる所以だ。

開催国の国威を示すオリンピックから世界の連帯を深め平和を希求する「スポーツの祭典」への道筋を示し、巨大化する経費に歯止めを欠け「次世代のためのオリンピック」像を創ることが求められている。

「なぜ2度目のオリンピックを日本で、それも東京に招致するのか」という新たな意義や理念が示されず、市民不在で進められていることも大きな問題だ。
むしろ、開催したことのない国や都市にこそチャンスを与えるべきではないのか。

さらに、今後、「オリンピックがオリンピックが」と都市の再開発が進められ、環境へのさらなる負荷、大きな財政負担(今回も招致準備に55億円といわれている)など、東京で生活をする市民の不安は大きい。

東京をどのような都市にしていくのか示さないまま、石原知事は三選を表明した。個人の思いつきで税金を使う都知事には、そろそろ退場いただきたい。

東京の未来像を、ここで学び、働き、生活する市民参加で議論することが求められる。



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