2007 年
2 月
8 日
カテゴリ:活動報告
江東・生活者ネットワークの集会で
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江東生活者ネットワークの集会「生き活きまちづくり集会」に出席し、映画「折り梅」(梅は、枝を折って活けても、皮から養分を吸収し咲き続けるから折り梅という)を観賞した。
サラリーマンの夫とパート勤めの主婦、子供は中学生と小学生の4人家族。 この家庭で、夫の母が同居を始めて3ヵ月後、義母の言動に変調が表れ始める。アルツハイマー型認知症と医師に診断されるが、急激に変貌する義母に、戸惑い、苛立ち、家族は崩壊寸前・・・・。
パート仲間のアドバイスにより、ホームへルーパーの手を借りながら仕事を続けるが、症状は厳しさを増し、日毎に子どもの頃の記憶の世界に返っていく義母。在宅介護をあきらめ、「グループホーム」への入居を考えた矢先、ふと、義母が漏らした彼女の生い立ち。
このことをきっかけに、義母をひとりの女性として受け止めはじめ、いよいよとなったら「グループホーム」があると思うと、家族にも心のゆとりが生まれていく。そして、認知症の義母自身が一番、不安と恐怖に傷ついていたことに気づく家族。
義母も、通い始めた「認知症の人のデイケア」で、絵を描きはじめ、その才能に目を留めた人の誘いで本格的に絵の世界へ。自信を取り戻し、心にも安らぎを得ていく義母。そして、家族もじょじょに絆を取り戻していく。
実話をもとに制作された映画とはいえ、家族のありようがリアルに描かれている。妻に「仕事を止めたら」「君が、同居しても良いといったから」と冷たい夫。子どもは親の本音を読み取り「おばあちゃんを嫌っているのはお母さんでしょ」「仕事を続けるのに都合がいいと同居したのではないの」と厳しい言葉を母に投げつける。
しかし、こうした家族を救っていったのは、仕事仲間である地域の人々と、さまざまな「たすけあいのしくみ」だった。 介護する人、介護を受ける人、それぞれの気持ちに寄り添い、互いを受け入れ、たすけあって生きていく社会だった。
そういえば、「おたがいさま」という気持ちも、最近忘れさられているのではないだろうか。「子ども叱るな来た道じゃ。年寄り笑うな行く道じゃ」という言葉を、今再び噛み締めている。
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