2003 年
8 月
5 日
特定非営利活動法人 やまぼうし視察報告記 その1
〜市民協働のまちづくりとして〜
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7月30日、梅雨まだ明けず空模様が気になる中、日野市「やまぼうし」の視察に出かけました。理事長の伊藤勲氏は、この3月まで都の職員として障がい者施設等に関わってこられた人です。知的障がい者の「働いてみたい」という一言をしっかりと受け止め、野菜のひき売りから始め、1981年「ワークショップおちかわ屋」という自然食品の店舗を開設されました。障がい者があっても「地域で当たり前に生きる」という想いを実現するために始めた活動。翌年には、おちかわ屋の住居部分に「自立生活体験寮」を確保し、本当の生活を得るために「脱施設」障がい者も共に生きるまちづくりへと展開していきました。そのエリアを淺川流域(富士山の景勝地、日野市・八王子市・多摩市)とし、市民協働のまちづくりとして進められています。 現在は4部門の事業部に分けられています。 @ 総合生活支援事業:総合相談、各種コンサルタント、移送・介護派遣・配食サービス事業支援 A 通所授産事業:ワークショップおちかわ屋、交流サロンべらもんと B 生活寮事業部門:重度知的障がい者生活寮みお・わんど、生活寮もぐさ C 環境保全等事業部門:農あるまちづくり障がい者参加試行事業、環境保全事業 1992年「日野まちづくりマスタープラン」にも積極的に参加、全国初の市民版マスタープランを作成し、2001年の第4次計画では、全面的に「市民と行政の協働によるまちづくり」が基本指針となった、ということです。この間、障がい者の生活支援のみでなく、環境保全との一体的な展開を図り活動を広げNPOの法人格も取得しています。「日野いいプラン2010」(2002年)には、推進事業の一環として「農あるまちづくりへの障がい者等参加事業」を位置づけ、市の紹介で農地を借り受けて本格的農業に着手。さらに、15年度2月までには、市に寄付された別地区の農地を中心とした「里山利用計画案」を求められているそうです。
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