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2004 年 4 月 7 日    
都議会より

文教委員会に審査が付託され、大きな議論となった案件のひとつは「青少年健全育成条例の一部改正」です。
大人への規制とはいえ、行き着くところ子どもへの規制につながるのではないか。また、不健全図書の包装の義務化等、「知る権利」や「表現の自由」への侵害を危惧する声など、さまざまな反響がありました。
@指定図書については、基本的に現在の認定基準による個別指定制度と業界側の自主規制による表示図書(選定には認定基準に照らすよう努力義務を求める))とすることA興行場など警察官の立ち入り調査権も犯罪捜査ではないこと、B子どもたちには、あくまで補導として対応すること、C青少年健全育成協力員の研修は、条例の主旨を踏まえたものにすることなど質疑やヒアリングで明らかにしました。ただし、条例の規制強化が問題の根本的な解決にはならず、子どもたちが自分で考え判断する能力や、危険から身を守る能力を身につけることが重要と指摘しました。性犯罪の被害者や加害者にならない、性の商品の対象にならないためには、正しい知識を得て学習のできる性教育や、メディアリテラシー教育を受けることが不可欠です。また、あまりにも人権を無視した性の表現は、女性蔑視や男女平等の観点が阻害される恐れがあるのではないでしょうか。
そのためには、教育庁、健康局、福祉局など局間連携し、青少年が真にエンパワメントできる施策を進めることが喫緊の課題です。局としては、青少年の実態調査などにも取り組み検討していくとのことですが,今後も、子どもの権利の視点にたち、子どもの意見が反映できるしくみを求めていきます。

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