東京都農業改良普及事業フォーラム「都民と農業を結ぶ普及事業」 山口文江 都議会議員
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2004 年 9 月 8 日    
東京都農業改良普及事業フォーラム「都民と農業を結ぶ普及事業」
〜〜みんなで育てよう!元気な東京農業〜 9月7日〜
日本農業の課題のひとつに担い手の高齢化と後継者不足があげられていますが、厳しい環境の中で、元気に都市農業を守り育てようとがんばっている生産者の取り組みが紹介されました。

一人目は練馬区内で、野菜生産者から「促成イチゴ」生産にシフトし、高級スーパーへの販路開拓などプライドを持って前向きに農業に取組む青年。
次に日野市がJAと協力して実施している「農業ボランティア」(無償)を週2回依頼。草取り、堆肥や肥料の施用、収穫、果菜類の整枝、剪定までこなしてもらい、品質にこだわり消費者が満足できる野菜作りする青年。
3人目は定年や転職による就農者へのセミナーを受講し、農業に喜びを見つけつつ儲かる農業をめざす生産者。
最後は、農業を守るために市民の力を活用しようとNPO法人を立ち上げ、援農ヘルパー(有償時給550円)を3〜4人週6日頼み農業を拡大し経営発展を図り、法人化をめざすという生産者、の4人の報告でした。

報告会のあと、宮城大学大学院教授の大泉一貫氏の講演がありました。経済成長の時代は終焉を向かえ、これからは生活に本当に必要なものをつくり、目の前の消費者を大切にする事業の時代。農産物も消費者の信頼を得るブランドものを展開することや、人々も変化し、自然の風景や日本文化を求める感性が生まれている時代になり、農業の役割も変化していく時代。土との触れあいを求めるなど自然回帰に対応して「草取りツアー」の企画が喜ばれるような現象もおきている。ITを駆使したバーチャルな世界が拡がる時代だからこそ、自然とともに生きる農業の果たす新たな役割もあるはず。多様で知識や情報の豊富な大消費地東京だからこそ「元気な都市農業」が実現できるのでは、と結ばれました。

会場の武蔵野市民公会堂はほぼ満席の盛況ぶり。若い後継者の姿も多く、生活者ネットは「都市農業」の後援者として地域や議会の活動を展開しなければと、元気をもらったフォーラムでした。

10月半ばすぎに、「都市農業」をテーマに「市民と行政の協議会」を企画中です。詳細は後日お知らせしますので、ご参加ください。



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