2005 年
2 月
18 日
「あしがらさん」上映会を終えて
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2月12日、ドキュメンタリー映画「あしがらさん」の上映会を開催しました。 土曜日の午後、約150人の人たちが来てくださいました。20年近いホームレス生活を送っていたあしがらさんをひとりの若者が、約3年間ビデオで追い続け、映画に仕上げたものです。 ごみの中から、食べ物を手にする最初の場面にはちょっとショックを受けながらも、過去の人生を封印し、路上生活という厳しさの中で生き抜いていく人間の生のたくましさを感じたり、監督とあしがらさんのこころが少しづつ触れ合っていく様子にジーンとしたりする70分でした。現在は、グループホームという新しい住まいに居場所を得て、デイサービスに通うのをなによりの楽しみにするあしがらさん。 上映後に、私と飯田監督、デイサービスゆうゆうの中村さんとのトークで、ビデオに収めることになったきっかけや監督のメッセージ、また、ディサービスに通うようになってからのあしがらさんの変化など聞きながら、都会の片隅に追いやられがちな問題を会場の人たちと一緒に考える企画でした。 私が大阪で視察した、長年サポートを続けてきた市民の人たちが「釜ヶ崎支援機構」というNPO法人を立ち上げ、野宿生活の人の就労など自立支援を進めている活動は、都議会レポートNo、10号で報告させていただきました。問題解決には、こうした多様な市民活動との連携が不可欠です。ボランティア活動に子どもが参加することなど、偏見や差別を取り除くきっかけになるはずです。また、行政が取り組む自立支援への時間軸は、余りにも短期間ですし、就労後も必要な相談なども十分な体制がとれていません。就労の道を拡げるとともに地域での生活を可能にするためのサポートなど提案していきます。 人間がどんな状況にあっても大切な存在として認められる社会を実現させたいものです。
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