2005 年
11 月
17 日
平成16年度各会計決算特別委員会
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9月から、平成16年度各会計決算特別委員会が始まりました。(議決は12月本会議最終日) 生活者ネットは、第2分科会に属し、福祉保健局・生活文化局・教育庁の所管事業の審議において、障害者の就労支援、不登校の子どもたちとフリースクールへの対応、学校の読書活動の推進、児童虐待の対策等について質問を行いました。 東京都児童相談所の虐待相談件数は、04年度3019件。児童虐待防止法の整備や虐待事件の報道などにより社会的な認知が高まり、潜在していたものが表面化してきたこともありますが、04年度虐待による死亡事件が約50件と、深刻な現状を物語っています。 都は、従来ある子ども家庭支援センターの機能に、児童虐待の予防的取組み・地域における見守り機能を新たに加え、地域における子育て支援のための機能強化を図ることを目的に「先駆型子ども家庭支援センター」を07年度までに全49区市に設置する、と答弁しました。 虐待を受けた子どもを一時的に親と引き離さなければならない場合の受け皿である一時保護者はすでに万杯状態です。現在40人規模の新たな一時保護所を練馬区に建設中とはいえ十分とはいえません。社会的養護を必要とする子どもたちの80%が施設入所で、そのうち約50%が虐待を受けた経験のある児童と聞きました。被虐待児は施設にもなじめないことが多いといわれ、昨年6月、こうした子どもの保護をNPO法人に委託する取り組みが始まりました。養育家庭や専門養育家庭の担い手を増やすことの取り組みなども含め、NPOや民間との連携が有効であると都自らも述べています。しかし、登録している養育家庭が児童を受け入れていない場合も多く、担い手への支援として医療と保健等専門家の連携による体制の充実も図らなければなりません。 養育家庭に対するレスパイト・ケアの利用は年間7日間だけです。受託児童のいない養育家庭やフレンド・ホームが夏休みやお正月等に数日間預かるなど、もうひとつの家族として存在することにより負担が軽減されるのではないかということを提案しました。 また、都は、2年前から親子の再統合をめざし、児童相談所には家庭復帰支援員が配置され、親子への専門的ケアや、復帰後の見守り・支援の体制を実施していますが、今後は、親が更正プログラムを受けなければならないなどの法整備が必要であることをも合わせて、提案しました。
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