都立学校、ますます異常事態 山口文江 都議会議員
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2006 年 4 月 19 日    
都立学校、ますます異常事態

石神井公園では桜が散り始めたら、もみじの新芽が一気にひろがり新緑の季節到来を告げています。三宝寺池周辺の湿地帯では、ミツガシワの可憐な姿を初め、ニリンソウ、ムラサキケマン、ホトケノザなど愛らしい草花も咲き始め、本当にいい季節を迎えたな、と思います。

ところで、4月13日、東京都教育庁は、職員会議で教職員による「挙手や採決」を行ってはならないとする通知を都立高校など263校の都立学校長に出しました。校長の意思を貫徹させる学校運営が狙いで、教職員の意向を確認することを禁じるものです。

1998年、都は学校管理運営規則で職員会議を「教職員への報告や意見聴取、連絡の場」と位置づけ、学校運営にかかわる決定権限を認めていません。2000年、旧文部省は「職員会議は意思決定権を持たない」との通知を出しました。職員会議が形骸化したといわれる所以ですが、挙手や採決そのものまで否定するとは、異状としか言いようがありません。

多様な生徒のニーズに応える特色ある学校づくりをめざし、高校改革に取り組んできた、という都教委だが、これでは、「看板に偽りあり」になってしまいます。
欧米では、学校運営に児童や生徒の参加までが保障される中で、ますます民主的な教育からかけ離れていく都立学校。

都教委の顔色だけを伺い、手足を縛られた校長や一部の管理職だけで運営される学校、教職員が自由に発言し議論のできない学校、こんな学校で学ぶ生徒はどのような影響を受けるのでしょうか。



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