2006 年
5 月
2 日
厚生委員会管外視察その1
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4月25,26日、富山県のデイサービスの取り組みと石川県の子育て支援事業の視察に参加ました。
デイサービスの新たな取り組みとして脚光を浴びた富山型デイサービスは、ひとりの看護師さん(惣万佳代子さん)の呼びかけに2人の同僚が賛同してスタートしました。今では、特区として、介護保険の通所介護事業所での知的障がい者(児)の受け入れ、身体障がい者、知的障がい者指定デイサービス事業者での障がい児の受け入れを10市2町で実施しています。
今回はその生みの親となった「このゆびとまれ」と、「このゆびとまれ」の保育利用者だった理学療法士さんが始めた「にぎやか」をたずねました。 長年、富山日赤病院に勤務し、命が救われても、「自宅に帰りたい」「畳の上で死にたい」と涙する高齢者の居場所を地域に作ろうと、3人の退職金で、惣万さんの実家を建て直してデイサービスを開始。高齢者だけではなく、障がいがある人も子どもも受け入れ、必要があれば泊まりで利用できる場として「このゆびとまれ」が誕生したのは12年前。縦割りの行政には頼らず始まりましたが、その実績からわずかな補助金がつき、特区へと道が開かれ経済的には楽になったとのことです。
赤ちゃんや子ども、おじいちゃん、おばあちゃん、スタッフの若い人などが家族のように過ごしています。出迎えてくれたのは有償ボアランティアの知的障がいがあるという女性。惣万さんと間違える来訪者もいるとのことですが、利用者として通っている障がいのある人が有償ボランティアとして仕事をし、年収50万や70万円位の収入を得ている人もいるそうです。
大きな怪我とかトラブルはと聞かれても、「怪我もないし、たいして問題もない。こうしていろんな世代が暮らしている、それが文化やろ。」とあっけらかんと答えられました。本当に自然体で、それぞれが居場所を持っているんだなあ、と感じました。
ゆったりとした家屋や地方という特性がこうした状況を可能にしているか、あるいは創始者の想いが可能にしたのか。ただ、あずかる場ではなく、生活感のある「居場所」が地域に欲しいですね。
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