ヒートアイランド現象直撃 猛暑の練馬区 山口文江 都議会議員
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2006 年 7 月 18 日    
ヒートアイランド現象直撃 猛暑の練馬区

小暑も過ぎ梅雨の中休みには、35度前後という猛暑の日が続いた。さらに、練馬区は東京の最高気温より2〜3度高いのが当たり前になりつつある。

以前は都心よりも、逆に2〜3度気温が低い地域だったのに、日本の中でもより暑い地域として有名になった。

池袋、新宿という副都心のヒートアイランド現象による暑い空気が、駿河湾や鹿島灘からの風によって練馬の上空に集中し、都市型集中豪雨を招いている、という話を聞いたことがある。

東京は、汐留などの再開発が東京湾からの海風をさえぎることになり、さらにヒートアイランド現象は加速したとも言われている。

7月10日、日本の名水百選のひとつ、国分寺・真姿の池涌水群・お鷹の道の散策ツアーに参加した。

立川市から国分寺市、三鷹市、調布市を通って世田谷区等々力あたりまで、武蔵野台地が多摩川に浸食されてできた「崖線」と呼ばれる段丘が続いている。国分寺崖線の湧き水を水源とした小川沿いに遊歩道があり、江戸時代、徳川家のお鷹場だったことから「お鷹の道」と呼ばれている。「真姿の池涌水群」は年間を通してほぼ変わらぬ豊富な水量を保ち、周辺の緑とともに、憩いの場として地元はもとより、近隣の人々に親しまれている。

この日も相当気温の高い日だったが、遊歩道に下りるとひんやりとした空気が心地よく、緑と水が気温の上昇を防いでいることを肌で実感した。しかし、ここにも都市化の波は容赦なく押し寄せ、崖線の上に高層マンションが建設されていた。こうした開発が涌水などの自然に及ぼす影響は大きく環境破壊はますます深刻化している。

練馬区でも、八ノ釜憩いの森、石神井池・三宝寺池など、涌水地が残されているが、外環建設の推進によりその存続が危ぶまれている。区は8月「環境都市宣言」を行うというが、その名にふさわしいまちづくりのために、今何を成すべきか、市民とともに真剣に考えるべきだ。



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