26日、東京都2007年度の予算原案が発表されました 山口文江 都議会議員
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2006 年 12 月 27 日    
26日、東京都2007年度の予算原案が発表されました

このところの都税収入の伸びを受けて、前年度比7%増の6兆6000億円の大型予算となりました。都は、「東京の魅力の更なる向上を目指し、新たなステージにおいて力強い第一歩を踏み出す予算」とし、10年後の東京の姿を展望しながら、バランスよく財源を配分し都民の負託に積極的に応えるものになった、と胸を張っています。

06年度当初に予定していたとおり「隠れ借金」の解消や「負の遺産」の処理も行い、減債基金不足は全額解消する見込みはつきました。しかし、政策的な失敗で赤字を抱えた事業を「負の遺産」という言葉であいまいにして処理することは問題であり、都民への説明責任を果たすべきと考えます。

歳入の根幹を成す都税収入は、法人2税に負うところが多く、景気の変動を受けやすく不安定であり、将来の需要を見据えた都政運営が求められます。

予算に合わせる形で発表した「10年後の東京〜東京が変わる〜」は、まさにオリンピック招致を梃子に経済成長を視野に入れた従来型の長期構想です。「水と緑の回廊に包まれた美しいまち」「環境負荷の少ない町」など、期待する部分もありますが、全体的には、世界都市を目指し、国際競争に勝つことが表面化した長期計画と言わざるを得ません。

日本の人口推計によれば、50年後人口は9000万人、合計特殊出生率1,23、高齢化率はなんと40%、人口減少・少子高齢社会は、今後、ますます加速し、深刻化するばかりです。

安心して子どもを生み育てられる社会、働く女性への仕事と子育ての両立支援、若者や障がい者の就労支援など、社会構造変革への手を打ち、環境・経済・雇用・福祉・教育など、持続可能な循環型社会の仕組みを構築すべきです。

復活要望や予算審議には、こうした視点で臨み、市民の提案が生かされるような活動を展開していきますので、ご提案・ご意見をお待ちしています。



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