2008 年
1 月
30 日
「六ヶ所村再処理工場」本格稼働を止める署名提出院内集会に参加
|
2008年1月28日 青森県六ケ所村にある「六ケ所再処理工場」は、日本国内の各原子力発電所で燃やされた使用済み核燃料から、燃え残りのウランとプルトニュウムを取り出す化学工場です。その本格稼働がこの2月に始まろうとしており、これに反対する全国各地の生協や市民団体、漁業組合、海を守りたいサーファーなど、185人の人々が集まり、稼働反対の署名を提出するとともに、再処理工場稼働への疑問に対する質疑と意見交換を関係省庁と行いました。
集められた署名は810973筆にも及び、一人ひとりの思いをしっかりと受け止めてほしいと、内閣総理大臣、経済産業大臣に提出しました。 提出に先立ち、1月27日(土)日比谷野外大音楽堂で「六ヶ所村処理工場の本格稼動に反対し、中止を求める集会&パレード」が行われ、各々プラカードを掲げ、常盤橋公園までにぎやかにパレードしました。
再処理の過程で、大気中や海中に排出される1日分の放射能は「原子力発電所が1年間に排出する量」に匹滴する、といわれています。放射能汚染が、自然環境とあらゆる生き物にどのような影響を及ぼすのか。排出された放射能が空に海に広がり、東北地方はもとより東日本が直接危険に晒されることになるともいわれています。
こうした深刻な事態に、多くの人々が放射能の影響はどうなっていくのか、事故が起きた時はどうなるのか、また、大型地震に見舞われた時の安全対策はどうなっているのか、安全、安心だ、という裏付けの調査とその結果を示してほしい、との質問には適切な回答のないまま質疑が終始し、胸の奥がつかえたまま会場を後にしました。
私たちは、文明の発達のおかげで享受しているのもがたくさんありますが、その分と同じくらいのリスクも負っています。それは、人間が操っているものに完全無欠ということがないからです。 核の汚染による破壊は、決して人間の手で元通りにできるものではありません。 未然防止の原則に立つしかないのです。
海は呼吸しています。人類が誕生するはるか前から力強く生きて、今の姿があるのです。誰にも拾うことができない放射能を海に流さないでください、というサーファーの言葉が胸にしみました。
人間は自然を支配することはできませんが、自然を管理する善き管理人にならなれるはずです。本当に大切なものとは、なんなのでしょうか・・・・。
|
|
|
バックナンバー 最新20
|