2008 年
6 月
3 日
環境自治体会議ゆざ会議 もうひとつの報告
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遊佐のまちは、鳥海山の懐に抱かれた自然の豊かなまちです。その自然に育まれた食材による食事をいただきながら会議2日目の夜、交流会が開かれました。 おにぎり、かぶのからし漬け、だだちゃ豆、玉こんにゃく、いかの丸焼き、米育ち豚のしゃぶしゃぶ風など、郷土の料理が迎えてくれました。皆が心待ちにしていたのは「イワガキ」です。カキといえば「Rの付く月」に食すものといわれていますが、天然のイワガキは夏が旬。まさに5月28日解禁早々の海の幸を味わうことができ最高に幸せな気分でした。
イワガキは、その名の通り岩場に生息し漁獲サイズに成長するまでに3年もかかるのだそうです。県内の産地は遊佐をはじめ鳥海山麓に連なる海岸で、海の中に鳥海山の湧水がわき出ている場所が多く、この湧水がカキを育てているということを聞きました。地元の漁業者は、海の生きものにとって、河川水や湧水の働きがいかに大切か、直感的に悟り鳥海山のブナを植える活動にも積極的に取組んでいるということです。
コメも野菜も果物も、魚も貝も遊佐の食物は、鳥海山の湧水が育んでいる、まさに「遊佐の宝物」です。町内を流れる月光川の清流を守るために、農協女性部が合成洗剤を使わない「石けん運動」を起こし、石けんづくりに取り組んでいるのは「食と環境」が深く関わっていることを肌で感じているからでしょう。
30日、会議閉会後のオプションツア「鳥海山のブナの原生林ツアー」にも参加しました。一の滝、二の滝までの山道を往復わずか2時間弱の行程でしたが、滝と渓谷、ブナやミズナラなどの新緑に囲まれ森林浴を満喫しました。ガイドさんからブナはたくさんの実をつけるが、その内芽を出すのはわずか1%、さらにその内の1%が20年30年と成長できると聞き、なんだか一本一本が愛おしくなってしまいました。
ブナやミズナラの原生林に彩りを添えるのはタニウツギのピンク、山ツツジの赤、栃の木やナナカマドの白い花、ホウノキのつぼみも膨らみはじめていました。足もとには、すみれ、名前のわからない白や黄色の可憐な花がひっそりと咲いていました。
鳥海山は、秋田と山形の県境に位置する独立峰。その姿の美しさから「出羽富士」とも呼ばれています。長い山裾を日本海にまで広げ(帰りの機内からそのことを確認)、夏には120種を超える高山植物が花畑を繰り広げるということです。実は、交流会で遊佐町長の小野寺さんと話をする機会を得て、鳥海山の登山ガイド(彼は山岳協会の会員)をしてくだるという約束をしました。いずれ「生活者ネット鳥海山登山ツアー」(勿論団長は私山口で)を実施しようと考えていますが、町長さん、約束忘れないでくださいね。
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