東京都総合防災訓練 山口文江 都議会議員
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2008 年 9 月 2 日    
東京都総合防災訓練
〜関東大震災から85年〜
9月1日の「防災の日」は、1923年のこの日に起きた関東大震災の教訓を忘れない、という意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて1960年に制定されたものだ。防災といえば、この時期に上陸が集中するとは限らなくなった台風より、いつ起きても不思議はないといわれる大地震ではないか。

東京都は毎年この時期、区市町村と連携し大規模地震災害を想定し「東京都総合防災訓練」を実施してきたが、今年は、中央区・江東区との合同で、災害時における「即応力」と「連携」を統一テーマに晴海会場、銀座会場、木場公園会場、亀戸駅周辺会場等で行われた。


9時に丸ノ内線銀座駅に降り立つと、地下通路では東京メトロによる訓練が始まっている。銀座4丁目の交差点に上がると、三越正面入口前に本部席が設けられ、地元の人をはじめとする関係者や報道陣など大勢の人が行き交うなか、カメラや携帯片手に写真を撮る一般市民の姿が混じっている。

実際の会場となったのは銀座1丁目〜8丁目のメインストリート。教文館書店の屋上からロープを使った救助訓練、松坂屋デパートを借りての梯子車による救助訓練が始まる。3〜4つのグループに分かれた人たちは地元商店街や事業所従業員で、AED(自動体外式徐細動機)の使い方の指導を受けている。救助犬ドイツシェパードの訓練を受けている場面にも出くわす。消防救助機動部隊と書かれた車内では、東京DMATによる医療救護が行われているという。

報道陣が殺到しているので足を止めると、この日、当会場担当の猪瀬副知事が梯子車に試乗するところ、職員の話だと「ご自分で乗ってみたいと言い、予定にないことで・・・」と言う。ヘルメットと命綱を身に着け、副知事は十数メートル上空へと上がっていった。帰宅困難者支援はどのように行われるのかと思ったら、「帰宅困難者訓練」の旗印の下、すでに一団となって並んで歩き始めている。現実には、右往左往する人々をここまでまとめていく訓練が必要なのではと、思ってしまった。同時進行で訓練が行われていくので全貌を見学することはできない。

時間にしてわずか1時間半、それでも、やらないよりは、という総合防災訓練、残暑の中、関係者の皆様お疲れ様でした。私も、少々疲れました。




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